食器洗い、我が家は基本はビルトイン食洗機を使っています。
リンナイの4~5人用タイプ。3人家族なのでまあまあ間に合いますが、入りきらないものや少ないときなどは手洗いして水切りラックで乾かしています。
その水切りラック、ちょっとした工夫をして使うようにしているのでご紹介です。
手洗いのみをしていたときのこと
今の食洗機は2年前のキッチンリフォーム時に新調したもの。
以前のシステムキッチンにもビルトインで付いていたのですが、故障して完全に使えなくなってからは、手洗い⇒水切りラックの流れで片付けていました。
多分7,8年くらいは手洗い派でした。
当時選んでいた水切りラック、よくあるステンレスタイプのものです。
初代は確か生協で買ったもの、次に買ったのがラバーゼ▼
ステンレスの水垢と曇りが気になって
ステンレス製品になぜか妙な信頼感を持ってしまっていた私。
錆びにくいとか頑丈とかいうのはその通りなのですが、ピカピカな光り具合に騙されるというか、そんなにメンテナンスしなくてもいいもんだと勝手に思っていました。
でももちろんステンレスだって、使っていくうちにメンテが必要な具合には消耗していきます。勝手に信頼していて、ある日よく見たらぎょっとしたのが、水垢汚れ。
一本一本の桟の部分(特に下側)にはぬめり、縦と横の桟の重なり部分には水滴がしみ込みんでできた黒いカビ。
ラバーゼは生協のものに比べて、底も立ち上がり部分もつなぎ目がとても少なく、重なっているところがあまりないのは助かりましたが、それでもやはり水垢汚れはたまります。
特に下の水受け、水が流れやすいように傾斜がついていて、実際洗ったものをカゴに置くと気持ちいいように流れていく。
それで油断してしまうのですが、流れ切らない水が蒸発して残ったミネラルの白いウロコ状の曇りがついてしまう。
これがなかなかきれいに落ちません。
ハードスポンジでごしごししたら一見きれいになったように見えたのに、よく見れば傷がいっぱいで大ショック、なんてことも。
お掃除方法は会得したけどちょっと面倒
いろいろ調べて、こういう水垢とりにはクエン酸、ということを知ってからは、真面目にメンテナンスするようになりました。
年末などには特に張り切ってピカピカにしましたし、そもそも水が乾いていないのがよくないのだからと、こまめに拭き取るようにもしました。
とはいえ、やはり買ったばかりの新品同様というわけにはいかないのですよね。
クエン酸できれいになったと思っても、乾くとうっすら残っている曇り…頑張った割にあまり効果が感じられないとがっくり来てしまいます。
ラックをなしにしようかとトライしてみた
ミニマル化ということで、いっそラックなしで水切りマット方式に変えようかとトライしてみたこともありました。
購入したのは巷で人気だったジョージジェンセンのティータオル。
厚手でしっかりしており吸水性もなかなか。ただ、洗ったものをこの上に直接ふせるのはなんとなく気が引けてしまった私。
購入サイトの画像を見ると、素敵なカップやお皿が伏せておいてあるけれど、本当にこのまま放置で乾くのか?カップの内側の水はどうなるの?なんて考えてしまって。
実際試しにグラスを伏せて置いてみました。
2、3時間ほどして取り上げてみたら一応は中も乾いていましたが。
吸水した水はどうなるのだろうかと。
鍋やティーポットなど大型なものをそのまま置いても大丈夫なのかしら。。
などなど、いろいろ考えすぎる私の悪いクセでどうにも信頼できなくて。
結局水切りラック完全撤廃とはならず、ラックに載りきらない場合にざっと拭き取ったものを置いておくところ、という使い方になりました。
麻のタオルを敷いてみたら
- やはりラックは使いやすい、ただ水滴が原因でメンテが必要になる
- じゃあ水が直接ステンレスにつかないようにしてみる?
- マットが心配なのは敷いてあるのが台の上で下に空間がないから
- じゃあラックの上にマットを載せてみてはどう?
- ジョージジェンセンのものはラックに載りきらないもの用に残したい
- じゃあ代わりになにか使えるものは…
と考えた結果思い当たったのが、麻のキッチンタオル。
キッチンで手拭き用に気に入って使っている麻100%のタオル。乾きが早いので重宝しています。
普段はリネンで有名なリトアニア製のものを愛用してますが、今使っているものに落ち着く前に購入して保管したままのものがあります。
キッチンタオルというとなぜか丈短めが主流ですよね(欧米基準なのかな?)
でも私はフェイスタオルくらいの、幅狭めで長いほうが使いやすいと思っていて。
34cm×85cmというベストなものを見つけてからは前に購入したものはお蔵入りになっていました。
これが丈65cm。水切りラックの奥行が59cm。
縦半分に折って載せればほぼぴったりのサイズ!
というわけで現在こうして使っています。▼
水切りラックの上に麻タオルを敷いて、その上に食器を伏せる、というスタイルです。
なんのことはない、って感じですが(笑)
自分ではとても満足しています。
麻のタオルを敷くメリットとデメリット
- ラックに直接水滴がつかないので水垢がつきにくい
- タオルを毎朝取り換えることで、こまめにチェックするようになった
- チェックして曇りや黒ずみを見つけたらふきんで拭き取るだけでいいのでメンテナンスが楽
デメリット
- 麻タオルを洗うというひと手間が増える
- 食器がすべりやすい(動くとタオルがずれる)
食器を載せるときに気を付けていること
- 食器の水(お湯)を意識してよく切ってから載せる
- まっすぐ伏せず少し傾けるなどして麻タオルとの接点を少なめにする
おわりに
実践してみて1年以上経ちますが、特に不衛生感を感じたことはありません。
麻タオルが乾かないくらいにベタベタになるまでのものを載せたことがないからかもしれないですが、やはり下に空間があるのでタオル自体が早く乾くのかなと思います。
一日に何度も濡れたものを載せるようなら、取り換えたほうがいいと思います(洗濯ものが増えますが)
うちはそこまで使用しないので一日このままで使うことが多いです。
あと、気になるときはアルコールを吹きかけて自然乾燥させています。
使用した後はほかのふきんと一緒に、酸素系漂白剤とせっけんで煮沸消毒しています。
毎日やっていることなのでさほど面倒とは思わずできています。
マンション住まいの娘にも伝授(ぜったいこまめにステンレスのメンテなんてしなさそうなので)。
娘はふきんを使っていますが、真面目に洗っているようです。
水切りラックの我が家流の使い方でした。
ステンレス水切りラックのメンテナンスで困ってらっしゃるどなたかのご参考になれば幸いです*
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